キャッシングで多重債務に陥らない為に私達が出来る事を知ろう
キャッシングには危険性も無いわけではない
キャッシングはその手軽さから気軽に借りる人は多いと思いますし、そうした場合でも多くの場合はなんとか返済しています。自分好みの返済方法が選べるというのも、また使いやすいとされている点でしょう。
(⇒自分に合わせたキャッシング返済方法を選ぶには)
しかし中には返済が難しくなり、返済のためにまたキャッシングを利用するという悪循環になってしまう場合があります。そして徐々に返済できなくなり、多数の金融機関の枠を使い切り、だんだん金利の高いもの、また怪しい金融機関を頼るようになって、最後は闇金にという道を辿ります。これが多重債務の中でも多いパターンとなっています。
(⇒闇金融業者を頼るのは危険)
多重債務にならないために
以前は事業がうまく行かないなど、やむにやまれず多重債務に陥ることはありましたが、一般庶民とは少し違う次元の話しでした。むしろ、一般庶民が借り入れを積極的に使うのが珍しいくらいでした。
しかし最近ではキャッシングを使って簡単に抵抗感も無く借りてしまう人が増えて、普通の主婦でも多重債務に陥ってしまうこともそう珍しくは無くなってしまいました。したがって現在では誰でもが多重債務を負ってしまう可能性があると考えておいたほうが無難です。誰でも使えるという事は、使ってしまえば立場に関係なく負債を抱える事になります。
(⇒主婦が融資を受ける場合の注意点)
お金が必要となる原因も、生活苦や大きなお金が動くギャンブルなど今も昔も変わらぬものもありますが、キャッシングの手軽さからか買い物依存症や通常ならそれほど大きな金額が動くことの無いパチンコの依存症など、以前では考えられないような事で多重債務を背負うことも珍しくなくなりました。誰でも使えるようになれば問題も増えてしまうということですね。
多重債務に陥る一番の原因は、事前の返済計画の薄っぺらさにあります。たとえ1万円の借入であっても、返す当てが無ければ借りるべきでは有りません。借りる場合には、まず借りる前に自分の収入と支出を考えて、月々いくらまでなら返済が可能かどうか充分検討しなければなりません。
(⇒借り入れを使うなら事前の計画が大事)
その上で借入したい金額と金利を考慮して、月々の返済額を算出してみてください。この金額が返済可能金額を超えていたら借りるべきではありません。むしろギリギリであっても控えるべきでしょう。
では必要なお金を確保するにはどうすれば良いのでしょうか?まず何にお金が必要なのか良く考えてみましょう。生活を維持するために必要と言うのであれば、生活の質を落とすしかありません。家計簿などを付けると分かるのですが、意外と日常生活には無駄が多いのです。
ギャンブルと言う場合はきっぱり止めましょう。ギャンブルというのは生活に支障がない範囲で楽しむ娯楽であり、生活内に組み込むものではありません。生活におけるギャンブルの依存度が高いというのは、一種の病気の疑いすらあるのです。
便利なキャッシングは自分次第でどうにでもなる
以上のようにキャッシングは便利ですが、多重債務に発展しかねない危険性もあります。ただ、お金を借りることは悪いことではありませんし、返済計画をしっかりたてて、多少余力を残して返済できるのであれば、あなたの生活の幅を大きく広げるもう一つの財布となってくれるのです。
もし多重債務を追う可能性があったら、自分だけで悩まないですぐに身近の人に相談するか、公的な相談窓口を利用するようにしてください。有料無料問わず相談できる場所はたくさんあるのです。