キャッシング滞納で生じる問題とは

キャッシング返済を滞納するとどうなる?こうならない為にする考え方

キャッシング滞納にはご用心

キャッシングは手軽なだけに安易に借りてしまい、限度額近くまで使い切っている人もいます。ここまで行ってしまうと返しても返しても借金はなくならず、そのうちまたお金が必要になるけれども、もう借りることも出来ず、返済が延滞し始めてついには滞納に至る場合があります。

日本では多くの金融機関が共通して利用している個人信用情報というものがいくつか存在していて、返済が滞ったような場合にはこの個人信用情報に記録されてしまいます。これが一体どんな問題を生み出すかしっかりと理解し、決して遅れることのないように返済していきましょう。
(⇒キャッシング審査で重要な信用情報とは?

返済の滞納は後々までしっかり響く

個人信用情報にこのような記録が残ると、他のキャッシングを利用しようとした場合に利用を拒否されたり、たとえ利用できたとしても限度額が低く抑えられたりの影響が出てきます。これだけで済むならまだマシな方です。

さらに困ったことは続き、住宅ローンなどを組もうとしてもこの記録が残っている限り審査はほぼ通りません。個人信用情報は5年間て程度は残りますので、その間お金を借りるようなときに支障が出ることが予想できます。安易な借り方が、とんでもない結果を招くことがあると言うことを覚えておきましょう。
(⇒住宅ローンの概要紹介

このほか滞納が発生すると金融機関からは返済を促すため督促状が届き、延滞金込みで振込用紙が送られてきます。すぐに支払えればいいのですが、支払わないでいると電話による督促が始まります。これもこちらが悪質だと判断されると、厳しいものになっていきます。

さらに滞納が続くと担当者が訪問してくることになります。闇金のように怖いお兄さんと言うわけではありませんが、借りている側から見ると充分怖い顔に見えるのも致し方ないでしょう。従って生活上もびくびくしなければならなくなってきます。出来ればここまで行く前に返済したいものです。

何故延滞は発生するのか?

滞納が発生すると言うことは、借りる時点でたてた返済計画に穴があったということになります。計画を立てるときに不完全な部分があり、巡り巡って返済に支障が出てきたと言うことでしょう。ゆえに借り入れ当初の計画は非常に重要なのです

キャッシングを使う場合、だれでも最初は大きな金額を一気に借りるようなことはせず、少し借りては返すということの繰り返しだと思います。しかしこれがだんだん大きな金額になっていったり、返し終わる前に次のキャッシングを利用してしまったりして、借入額がだんだん膨らんでいく人がいます。これが多重債務の簡単な構図です。
(⇒多重債務に陥ってしまった場合に

残念ながらこういうことは性格的なものもあり、几帳面な人はまず借りない、借りたとしてもきっちり返すまでは次を借りないなどが徹底していますが、ちょっとルーズな人はその点が緩んでしまい、際限が無くなり滞納に至る場合が見られます。

こういう人こそ、自分の性格を良く分析してキャッシングなどは利用しないという選択も必要ではないでしょうか。自分で判断できない場合は周囲の人に相談してみることも時には重要なことです。客観的な意見も参考にし、最悪使う場合でも限度額を控えめにするなど、ストッパーの用意も有効です。

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