返済は自分の意志で利子を計算しよう

キャッシングの金利計算方法から分かる、最も最適な返済ペースとは?

自分での金利計算は簡単とは言い難い

キャッシングは手軽に使えて便利ですが、金利や利子と言った言葉を理解して自分で返済額をシミュレーションできる人は極少数ではないでしょうか。実際にはキャッシングする場合に金融機関が計算した金額を見ているだけの人が大部分で、それが正しいのかどうか検証している人は殆どいないのではないでしょう。
(⇒自分でキャッシング返済の計算をする必要性

特に借入が小額の場合には全く気にしないのが普通です。こんなことではたとえ過払いが生じても分かりませんよね。そんな事が無いように、自分自身で借り入れの計算が出来るようになっておきましょう。
(⇒過払いが起きたら請求する事ができる

返済の為の計算方法を知る

お金を借りると言うことは様々なリスクを背負い込む事になりますので、返済額くらいは自分で計算できるようにしたいものです。まずは言葉の意味ですが、金利と言うのは元金にかかる利息の割合を表し、通常は年単位にした場合の金利である年利で表されています。

例えば年利10%と言うときには、1年間借りたとして元金の10%の利子が生じると言うことです。利子とは利率のことではなく金利によって生じた元金に上乗せされる金額のことであって、例えば10万の10%となると1万円となります。

さらに利子というのは毎日発生しており、10%というのは年率です。それも踏まえて計算式を割り出して見たとすると

    10万円(元金)×10%(年利)÷365日×30日=821.9…

このような数式となるので、この場合の30日間の利子は822円となり、30日目の元利合計の返済金額は100,822円となります。これで表示されている金利から、実際の利子を計算出来るようになりました。

これで金融機関が示す返済計画ではなく、自分なりの返済計画をたてる事が出来るようになりました。まず自分の毎月の収入と支出を調べ、返済期間内の季節の変動、旅行計画などを元に実際に返済が可能かどうかをシミュレーションできます。金融機関の示す数字は月々の返済額だけですが、自分で行う場合は生活に根ざした判断を加えることが可能です。
(⇒自分なりの返済方法を選ぶべし

他のローンでも応用次第で使い道がある

これは将来大きな金額を借りる場合、例えば住宅ローンを組むような場合にも応用できます。お金を借りる場合には、小額であっても高額であっても、金融機関の言いなりになるのではなく、後になって困らないように返済計画のシミュレーションを自分で行うことが重要です。
(⇒住宅ローンの使い方

自分でなければ分からないような思わぬ落とし穴が見つかるかもしれません。発見次第プランを見直し、最適な方法に日々修正していきましょう。

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