ボーナス払いは使う?キャッシング返済にボーナスを使う場合の豆知識
ボーナスは返済に活かすチャンス
キャッシングはいざと言うときに便利なので使いたいですが、月々の収支はぎりぎりなので使うのをためらっている人は多いのではないでしょうか。不況の世の中においてお金が借りられるキャッシングは需要が多そうで、意外と持っていても躊躇している方が多いのです。
こんな時もしサラリーマンであれば、月々の給料とは別に通常年2回のボーナスを利用する手があります。ボーナスも使い道が決まっている…と言うような場合は駄目ですが、月々の返済はきつくてもボーナス時は何とかなると言う場合はボーナス払いを使って、キャッシングが出来る場合があります。
ボーナス払いで効率的なキャッシングを
ボーナスを使う返済方法としては、ボーナス併用の場合とボーナスだけの場合の2種類があります。ボーナス併用の場合は通常月の払いは小額にしておき、ボーナス月には高額な返済を行うような返済方法です。一番スタンダードなボーナス払いの形と言えるでしょう。住宅ローンのボーナス払いも比較的この形に近いです。
(⇒住宅ローンの返済方法指南)
ボーナスだけを利用する場合は、ボーナス月だけ返済すると言うことになります。キャッシング商品にはこれらが利用できない場合や、どちらかしか利用できないものもありますので、ボーナス月をうまく利用したいと考えている人は、契約前に確認しておく必要があります。大抵ボーナス払いと言えば月々併用と思っておいた方がいいでしょう。
また特にボーナス月の規定が無い場合でも、一部あるいは全部の一括返済を利用することは出来るので、ボーナスで家計に余裕が出来ているのであれば、返済に回すことは可能です。
一括返済は通常の返済日以外でも可能ですので、返済できるのであればなるべき早く返済して、元金を減らすことによって利息を抑えることが出来ます。ですから契約時には考えていなかったけれども、ボーナス月をうまく使いたいと言う場合は一括返済を使うのも手段の一つです。
(⇒借りたお金を一気に返したいなら)
ただし、注意することがあります。それは予めボーナスを見越してボーナス月の返済を増額したような契約をしている場合、景気動向と勤め先の業績によっては支給額が小額であったり、悪い場合は支給されないということもあって返済が非常に苦しくなることも無いとは言えません。
特に昨今の日本経済の状況では、まったく考えられないこととは言えません。ボーナス返済を利用する場合にはこういうリスクがあるということを予め覚悟しておき、出来ない場合は金融機関に相談したり、積み立ててあるお金で補填をしましょう。
安定したボーナスがあってこそ成り立つ返済方法
勤め先が大企業であったり、業績が右肩上がりと言う会社は別にして、少しでも前記のような危険性がある場合には、ボーナスが支給された段階で一括返済を行う方法を選んだほうが無難かもしれません。よく状況を判断した上でキャッシングの契約をして下さい。
お金を借りることは悪いことではありませんが、返済できないと言うのは良いこととは言えません。ボーナスを利用するにしても、よく自分の収支状況を判断した上で借入してください。ボーナスが支給されていても使わないというのも判断として正しい場合があるのです。