住宅ローン審査にキャッシングは影響する?

住宅ローン審査にキャッシングは影響する?複数の負債を抱える問題点

キャッシングに対する負い目の正体

キャッシングは今日では誰でも気軽に使える融資方法として、かなり浸透してきた感があります。しかしその一方で、やはり未だに多くの人がキャッシングに対して抵抗を持っていることも事実です。

その理由はやはり借金をする、ということに対する負い目からではないでしょうか。借金をすると「本当に返せるのか?」といった心配と共に、社会における信用性が失われるのではないか、といった危惧の念もついてまわります。確かにそのような信用性の問題は、社会においてしばしば問われるものです。

キャッシングは住宅ローンにまで影響するのか?

ところで、多くの方が住宅を購入する際に一括ではなく、部分的に返済していく「住宅ローン」で購入を検討されるのではないかと思われます。ローンの申し込みはキャッシングと同じく、審査を通過する必要があります。その場合、キャッシングを利用していると不利に働くということがあります。

といっても、キャッシングを利用していればすなわちそれが不利に働く、というわけではありません。本人の年収額で返せる範囲でキャッシングを行っていれば、特別な場合を除いては不利に働くということはありません。

では、その特別な場合とは何でしょうか。それは毎月キャッシングを利用していたり、複数の会社からの融資を一度に受けていたりする場合です。そのような場合には本人の信用性が問われ、審査に通りづらくなります。
(⇒借入審査には信頼も見られている

キャッシングの利用は適度に行おう

キャッシングを気軽に利用すると、人生の大きな転機で思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあるということです。キャッシングとはいえ、借金であるということには変わりありません。故に手軽に融資が受けられるといっても、そう頻繁に利用するようなものでもありません。利用は最低限に留め、計画的に利用したいものです。
(⇒計画的な融資を受ける為の基本とは?

特に住宅ローンの返済は毎月の負担が大きく、キャッシングと併用して返していく事はより困難となります。可能ならば、キャッシングを完済してからじっくりと住宅ローンを組んで返していきたいところです。

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