3つの金融機関から見るキャッシングの種類

キャッシングの豊富な傾向を3つの分類から傾向を掴もう!

キャッシングを扱っている会社とは?

少し前まではキャッシング会社と言ったら消費者金融を思い浮かべ、あまり良い印象を抱いていない人が多かったのですが、今日では銀行なども参入して利用者も増え、一般的な金融機関と認知されつつあります。実際に消費者金融の多くも銀行と提携しており、大元で言えば金融機関において線引するのはかなり曖昧なところです。

それではこのキャッシング会社にはどのような種類があるかと言うと、大きく分けて「銀行系」「信販系」「消費者金融系」の3つがあります。最近ではこれらはそれぞれの種類の枠を超えて提携する場合もあり、一概に分けられないような状況になりつつあります。それでもまだこの区切りはある程度当てはまりますので、各機関毎に差異を把握しておくとよいでしょう。

3つの機関の特徴について

銀行系キャッシング会社は銀行が経営する会社で、なんと言っても資金力があり、今までの実績もあって安心感が違います。他の系列のキャッシング会社のキャッシング商品よりも概ね低い金利設定で貸付限度額が比較的大きく設定されている分、銀行系ということで少し審査が厳しくなっています。
(⇒銀行カードローンは簡単には作れない?

最近消費者金融系のキャッシング会社と提携しているところも少なくなく、切り分けが難しいですが銀行系が関係している場合は、銀行系キャッシング会社に分類するのが普通です。○○銀行のカードローン!というのが大体において銀行カードローンとなります。

信販系キャッシング会社は、クレジットカードを運営している信販会社の運営するキャッシング会社です。銀行系に比べて多少高い金利設定になっていますが、クレジットカードに付随するキャッシング枠を使ってキャッシングを受けることができます

ただし大きな金額のキャッシングを行いたい場合には、別途審査が必要になる場合があります。ここでも合併などが進んでおり、銀行系に分類される会社も出てくるようになりました。全体的にクレジットカード自体にショッピング枠が搭載されていることから、限度額は控えめになりやすいです。

消費者金融系キャッシング会社は以前はいわゆるサラ金と呼ばれていましたが、改正貸金業法や銀行との提携などが進み、以前ほどマイナスイメージは無くなって来ました。普通に借りて返す分には、そこまで身構える事はありません。

これらのキャッシング会社では、やはり銀行系に比べて金利は多少高いですが、無利息期間が有ったりして特徴のあるキャッシング商品を提供しています。審査はありますが銀行系よりは甘く銀行系で駄目な場合でも、諦める必要はありません。これが銀行とはまた違う強みと言えます。
(⇒キャッシングで無利息を活用するには

まだまだたくさんあるキャッシング会社の特徴

これとは別に最近ではIT企業が提供するキャッシング商品も出現し、IT系と呼べるような種類もあります。今後これらは業務提携や合併などで、さらに業界自体が再編されていく可能性も十分考えられますし、他業種が参入して来ないとは言えません。金融業界は常に激動の最中にあると言っても過言ではないのかもしれません。

キャッシングの利用を考えている場合には、これらのキャッシング会社が提供するキャッシング商品の特徴を研究し、かつ自分にはどのような借り方が合っているかを考えて、自分に最も都合の良いキャッシング商品を選びましょう。

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