年金暮らしでもキャッシングは使えるのか?

年金暮らしでも大丈夫?高齢者のキャッシング利用可能の是非を問う!

気になる年金の評価

キャッシングを利用する場合、改正貸金業法によって年収の3分の1までしか借りることができなくなりました。そこで困るのが無職の人、例えば専業主婦とか高齢者ということになります。主婦であればある程度考慮してもらえる場所も多いですが、高齢者はキャッシングにおいてかなり微妙な立場です。
(⇒主婦でも優先してもらえるキャッシング

生活していれば時にはお金の融通に困り、借りなければならないという状況になるもので、こういう場合にはキャッシングは有用なツールと言えます。高齢者の収入としては年金が該当することになりますが、この年金は年収として評価されるのでしょうか?気になる将来に備えて現状の評価について知っておきましょう。

年金はキャッシング審査で認められるのか?

結論から言うと、年金は年収として認められています。ただしキャッシング申込み時の審査は各金融機関の判断で行われますので、年金による収入以外にも判断材料があります。それらも全てにおいて差があるのです。

たとえば年齢は、概ね70歳前後で借りることはできなくなります。したがって年金収入があったとしても必ず審査に通るというわけではありません。利用するのであれば消費者金融系のキャッシングローンが比較的審査が通り易いのではないかと思われますので、過去に問題が無ければ審査は通るでしょう。

お金が必要になることは誰でもありますが、問題は返済計画です。特に収入が年金だけの高齢者の場合、借りたのはいいが返済が苦しくなり、別のキャッシングローンを借りるのもままならず、生活に行き詰ってしまう人も少なくありません。
(⇒返済計画がままならないまま借りてはいけない理由

年金だけでも十分返済できるという確証が無い場合には、高齢ということで無理はできませんし、キャッシングローンの申込みは見合わせたほうが懸命だと考えます。これは年代に関わらず重要な事になります。

ゆえにキャッシングを利用しようと考えている場合は、まず自分の生活を見直しましょう。年金生活では当然のことですが、退職前に比べ収入は少なくなります。つまりは退職前と同じような生活を続けた場合、生活は難しくなってきますね。

このため、退職後は生活水準を徐々に年金でも『多少の余裕』ができるレベルまで調整することが必要です。これをせずに必要になるとおもわれるお金を無理して調達しようなどと考えてはいけません。

緊急時のみキャッシングを使おう

年金暮らしでのキャッシングは、急遽必要なお金ができたときだけ利用したいという場合に限って申込みをしてください。前記の『多少の余裕』の部分で返済できる返済計画をたてて、これに沿った内容で契約するのが良いでしょう。

完済するまでは更に余裕が減ってしまうわけですから、あまりお勧めというわけでは有りませんが、やむを得ずキャッシングを利用する場合この程度がギリギリと考えておくべきです。決して無理な返済計画をたてないようにしてください。

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