キャッシングの審査には必ず聞かれる4つのポイントをおさえよう
キャッシングには審査がつきもの
キャッシングには審査が必ずあります。審査と言うと漠然としていますが、内容は端的に言えば住所氏名などの個人情報を伝える事であり、同時にこれまでの債務履歴を確認する事でもあります。
お金を貸しても滞りなく返済する事が可能であるのか否かを、貸す側は審査を通して確認する訳です。これは当然の行為であり、だからこそ必ず行われる事です。ですから審査なしと言われた場合は、十分注意する必要があります。むしろ、無審査で貸出!というのは闇金融を疑う方が無難なくらいです。
借り入れ審査の簡単な要項について
審査は、年収、年齢、勤務実態、勤務年数などいくつかの項目に分かれます。年収については2010年6月に完全施行された貸金業法によって年収額の申告が必要になりました。それ以前は書類に記載してはいましたが、確認の重要性は少なくすんなり審査が通りました。しかし今でも『希望限度額100万以下は証明証不要!』としている場所も多く、貸付側にとってもリスクが低いならあまり厳しく審査はされません。
年齢については通常、免許書、保険証の提示で確認します。以前は収入が少なかったり、安定しなかったりした若い世代を確認する為のものでしたが、今はあまり効果を発揮していません。むしろ若い世代を取り込もうと積極的になっている面が現在はあります。また年齢が高すぎたりすると、収入面で疑問を持たれる可能性がある世の中となりました。特に定年間近だと、住宅ローンのような長期借り入れの場合はかなり厳しいでしょう。
とは言っても、入社2ヶ月の段階で2つのキャッシングを申し込んだ場合、1つは通り1つは落ちる可能性も十分あります。この判断はあくまでも企業レベルでの判断なのでその点だけは注意して下さい。そもそも同時申し込みはリスクの方が大きく、出来ればここぞという業者に絞って申し込みを行いたいところです。
勤務実態については重要な審査となります。これは収入があるのかないのかを確認する上で必要だからです。例えば年収が300万あると答えていた人が実際勤務していなかった場合、矛盾が生じますが、勤務実態さえあれば収入が必ずある事の証明になります。
確認方法は至って簡単です。貸す側が勤務している会社に電話をして、本人が実際に勤務しているかどうかを確認するだけです。幸い本人確認の際にローン会社を名乗る事はありませんから、審査を受けている人は特に気にせずに受け答えするだけで構いません。
この際に「○○と申しますが、△△さんいらっしゃいますか?」と聞きます。「○○は、今日は休みです」と言う返答があれば勤務実態があると判断される訳です。当然「△△さんの勤務実態は~」「年収は~」と聞かれる訳ではありません。あくまでも勤務しているか否かを知る為だけに行われます。
あと、これに付随して在宅確認も行われます。固定の電話があればそちらに電話がいくか、もしくは公共料金や郵便物などを書類として提出し在宅確認が行われます。一般的には固定電話がある方が借り入れにおいて信頼が生まれやすいと言われています。
勤務年数については、勤務実態があれば年齢や転職歴などで判断できるので、さほど重要視されない審査です。ただこれは貸付の金額に影響があります。例えば10万のキャッシングを受ける場合、これまでお話しした審査は比較的緩いと言えます。しかし、これが30万となると格段にハードルが高くなります。
この際比較的重要になるのが、年収であり勤務年数なのです。これらはキャッシングの用途にもよりますが、15万、20万と必要な方にとって重要なので覚えておいて下さい。ちなみに車の修理費、引っ越し費用と言ったケースが高額キャッシングの良くある用途例です。あなたの用途も合わせて考えてみて、自分の使い道が適当かどうか判断してみても良いでしょう。