キャッシング申し込み前に考えるべき事を余すところ無く解説!
キャッシングの今を知る
昔は金融機関でお金を借りるのはなかなか手間がかかることで、その後通称サラ金と呼ばれる消費者金融などができて借り易くはなりましたが、金利が高かったりで、『サラ金地獄』などという言葉まで出てきてしまい、あまり良いイメージは有りませんでした。
このため急な出費に対応できず四苦八苦するというようなことも少なくありませんでしたが、現在では業界の努力と法整備による金利の低下で、キャッシングと呼ばれる誰もが利用し易い商品が出現し、生活の安定に寄与しています。
(⇒キャッシングとは何か?)
キャッシングは申し込み前に大事な事を確認しよう
このように便利なキャッシングですが、お手軽なだけに借りすぎるという落とし穴があります。お金を借りるのは悪いことではありませんが、借りすぎは自分の首を絞めることになりかねません。ご利用は計画的にというキャッチフレーズは、まさに一言でキャッシングというものを体現していると言えるでしょう。
そこで思い出したいのは、お金を借りにくかった頃のことです。この時代でも人々は知恵を絞って生活を続けていたわけで、現在の人は便利すぎてこの頃のように知恵を出さなくなってしまいました。お金を借りる前に、まずは知恵を絞って、本当にキャッシングの申込が必要なのかを考えましょう。
良く考えた上で、キャッシングを申込もうという場合には、まず何に使うのか、どのくらいの金額が必要なのかを明確にしましょう。とりあえず作っておいて用入りに備えるのも手ですが、自制が出来ない場合は命取りにもなり得ます。
次に一括返済が可能なのか、あるいは自分の収入と支出および季節の変動、ボーナス併用などを考慮して少し余裕ができるような形で月々の返済可能額を計算します。この後、申込もうと考えているキャッシング商品を良く調べて、返済計画を立てて下さい。自分の月々の返済可能額を考慮した上で実際の月々の返済額、返済期間、返済総額などを計算してみましょう。
(⇒キャッシングは返済計画を最優先で考える)
この計算は申込しようと考えているキャッシング商品だけでなく、いろいろな商品について試してみましょう。その結果でもっとも自分の返済方法に合っているものを選ぶようにすれば、返済計画が破綻するような可能性は少なくなります。金融機関のホームページなどにある返済シミュレーションを利用しても良いですが、自分にとって返し易いかどうかは自分の判断が必要です。
(⇒返済に必要な計算を簡単にする数式とは)
もしも審査が通らなかった場合
また、候補のキャッシング商品があったとしても、申込後の審査に通る保証はありません。審査が通らなかった場合には何が問題なのかを考えた上で、次のキャッシング商品の申込をするのか、あるいは申込自体を見合わせるのか考えましょう。
たとえ緊急に必要であっても、審査が通らなければ元も子もありませんので、十分検討したうえで申込を行ってください。通らなかったら融資を諦めるのも大事です。