キャッシングの少額利用が有効な理由

キャッシング利用は少額がポイント?一万円使って無利息返済する意味

少額を上手く使ってこそキャッシング

キャッシングというのは、現在ではキャッシングローンとも言われています。しかし本来はキャッシングとローンは別物で、ローンというのは比較的大きな金額を月々少しづつ返済していく商品、キャッシングというのは小額を借りて一括返済する商品を指す言葉でした。
(⇒大きめの買い物にはローンを活用しよう

いろいろと商品開発を続けていくうちに両者はだんだんと近づいていって、今では変わらない物になってしまいましたが、キャッシングの賢い使い方としては本来の意味で利用するのが有利です。今こそその本来について見直してみましょう。
(⇒キャッシングとローンって違うの?

キャッシング本来の用途を知る

要するにキャッシングを使う場面として当初想定された利用方法というのは、給料日までもうすぐだが、それまで1万円ほど足りない、給料が出たらすぐに返せるというような状況で借りてちょっと高めの利息を払うというものです。高めの利息といっても小さな金額を短期で借りるだけですから、それほど影響が出るものでもありませんでした。

しかし現在のような利用形態になると、利息が無視できなくなり行き詰ってしまうことも出てくるようになって、金利も低く抑えられるようになってきました。ある意味ではより使いやすくなったと捉えるべきでしょう。

各金融機関ではキャッシング商品の差別化を図るために、それぞれ特徴を持った商品開発を行うようになりました。中でも注目したいのは無利息期間です。キャッシングで無利息というのはウソっぽいと感じるかもしれませんが、これは現実にきちんと存在しています。
(⇒無利息でキャッシングを使う方法

無利息期間というのはこの期間内に返済してしまえば利息が付かないという期間のことで、利用次第では商品としての金利が高く設定されている場合でも、大変有利な商品といえます。これに当てはめて当初のキャッシング商品の利用方法を、もう一度考えてみることにしましょう。

無利息期間が1週間のキャッシングで1万円を借りたとします。給料日まで後5日とすれば5日後に無利息期間内に1万円だけを返済したとすれば、まったく利息を払う事無く給料日まで繋ぐことができます。つまり当初設定されていたキャッシング商品のちょっと高い利息を払うことも無く、非常に有利にキャッシングの利用ができるということです。

これが10万円以上では相当高額な給料でも貰っていない限り、一括返済は難しいです。しかし1万円程度ならこういう利用が可能です。これこそがキャッシングの真髄とも言える利用方法でしょう。

注意が必要なのは、利用するATMです。他社のATMから利用すると手数料が取られてしまいますが、この手数料が場合によっては、他の利息が付くタイプのキャッシング商品の利息分よりも多くかかってしまうことも1万円なら珍しいことではありません。

この場合大した額ではないかもしれませんが、なんとなく損した気分になってしまいます。1万円というような小額のキャッシングの場合、こういうところにも気を配ると更に有利になります。細かい部分も見られるようになれば、金融商品で損をする事は少なくなるでしょう。

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